2014年5月に閉館した「吉祥寺バウスシアター」跡地(武蔵野市吉祥寺本町1)の事業計画が公開されている。開発事業者は三井不動産株式会社。
吉祥寺バウスシアターは1984年に吉祥寺サンロード商店街内にオープン。前身は吉祥寺初の洋画専門劇場「ムサシノ映画劇場」で、映画だけでなく、音楽や演劇、落語やトークイベントなど、個性的なプログラムが開催されてきた。また、ライブ用の機材を用いて映画を上映する「爆音上映」発祥の地としても知られていたが、2014年5月31日に老朽化を1つの理由として閉館した。
設置された標識によると、開発事業の名称は「(仮称)吉祥寺本町1丁目11番計画」。建物物の用途には「ボーリング場・遊技・物販店舗・駐車場」とあり、建物の階数は「地上3階 地下3階」、店舗2テナントで、建築面積は1,128.08平方メートル。予定工事期間は平成27年8月17日から平成29年10月末日までとのこと。
これに対し、インターネットでは「アミューズメント施設のラウンドワンができるのでは」と話題になっているが、株式会社ラウンドワンの担当者は「現状お答えできない」とコメントしている。