JR武蔵境駅と東小金井駅の両駅を結ぶ高架下空間「ののみち」のオープンを記念したイベントが10月31日から開催される。

　「ののみち」とは、株式会社JR中央ラインモール（小金井市本町1）が掲げる「中央ラインモール構想」のもと、駅間の高架下をつなぐ回遊歩行空間・施設の名称。武蔵境駅西側高架下エリアと東小金井駅東西高架下エリアにそれぞれ「ののみちサカイ西」「ののみちヒガコ東」「ののみちヒガコ西」が「まちびらき」する。

　「名称は『武蔵野のみち』にちなんで『ののみち』。街の回遊性向上を目的とし、地域にお住まいの皆さまや来街される方が快適に歩ける歩行空間を整備。幅員約2メートルのアースカラーで舗装した歩道と武蔵野の大地をイメージした植栽で構成。建物と一体で環境をデザインした。南北道路との交差部である辻では、建物をセットバックし、デッキスペースを設けゆとりの空間を創出。地域の情報、歴史等を発信するサインを高架柱等に設置し、地域の魅力をご紹介し、歩く楽しさを演出する」と同社担当者。

　「商業店舗、保育園、クリニック等、地域の皆さまの生活をサポートする施設の他、地域の交流・回遊拠点『コミュニティステーション』『モビリティステーション』も整備。広場空間『コミュニティガーデン』『コミュニティテラス』も設け、高架下空間が一体となって地域の魅力アップに貢献してゆけたら」とも。

　10月31日16時からは「ののみちハロウィンパレード、ののみちまちびらき前夜祭」と題し、「nonowa武蔵境」から武蔵境・東小金井駅間でハロウィンパレードが開催される。ゴール地点となるコミュニティステーション東小金井では、「ののみちまちびらき前夜祭」も行われ、中央ラインモール構想を紹介するパネル展示やトークセッションを実施する。

　そのほかのイベントの詳細はホームページより確認できる。