三鷹駅北口から徒歩5分のところにあるギャラリー併設のブックカフェ「点滴堂」(武蔵野市中町1、TEL 090-6796-5281)で6月11日から、太宰治の短編小説の作品『女生徒』にちなんだ企画展「女生徒 chapter2」が開催されている。
同店舗は、2013年3月27日に古書の販売とあわせて、喫茶席でコーヒーを飲みながら読書もできるブックカフェとしてオープン。店内の一部を作品展示のためのギャラリースペースとして、各分野のアーティストの個展や企画展を展開している。
同イベントは、太宰治の時代の女生徒のイメージをテーマとした企画展。昨年行われた第一回では、太宰の命日を法要する「桜桃忌」と同時期に開催されたことや、入水した玉川上水や墓所のある禅林寺など、太宰治にゆかりのある三鷹で行われたということで全国のファンから注目を集め話題になった。第二回の今回は、女生徒をイメージした絵画や写真、アクセサリー雑貨などの作品が展示販売される。
「前回開催の際に発売した、江津匡士さんデザインの同店舗オリジナル商品『女生徒トートバッグ』は、今もなお人気のロングセラー商品となっています」と、担当の稲村さん。「出品作家各自が追求している蓄積がこめられた作品の魅力に、ぜひ触れてみてほしいと思います」とも。
展示は6月22日まで。営業時間は12時30分~21時。月曜・火曜定休。