吉祥寺バウスシアター（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-3555）で11月3日に開催される「むさしの吉祥寺映画フェスティバル」のクロージング作品として「エアーズロック～まさかの劇場版」が公開される。

　「新世紀エヴァンゲリオン」などの人気作品を手掛けるアニメ制作会社「ガイナックス」（三鷹市下連雀6）が初の実写ドラマとして制作した同作。吉祥寺に実在する「シューティングバー EA（エアー）」（武蔵野市御殿山1）を舞台に繰り広げられるヒーローコメディードラマで、監督・脚本に「リンダ リンダ リンダ」「苦役列車」の山下敦弘さん、脚本・演出に「たまの映画」「こっぴどい猫」の今泉力哉さんを起用するなど話題を集め、今年4月からネット6でオンエアを開始、好評のうちに7月に放送を終えた。

　今回の劇場版は、山下さん、今泉さんの両監督監修の下、テレビシリーズの見どころを凝縮した再編集版として、吉祥寺と鳥取県米子市の2カ所で同日プレミア上映を行う。

　吉祥寺では来場者特典として、キャラクターデザインを手掛けた大橋裕之さん描き下ろしの「漫画エアーズロック」のコピー本を進呈。当日の舞台あいさつには大橋裕之さん、ゴカンイエロー役の前野朋哉さんの登壇も決定している。

　「吉祥寺発信のドラマをぜひ地元の映画館で楽しんでいただけたら」と同社広報の川上さん。

　上映時間は20時10分～。料金は、一般＝1,500円、学生＝1,300円、シニア＆会員＝1,000円。そのほかの上映作品など詳細は同館ホームページで確認できる。