ハウススタイリング吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL0422-23-2291)では9月15日より、吉祥寺ゆかりのデザイナー6組が提案するプロダクト「キチモン」の展示会を開催している。
「キチモン」とは、吉祥寺にゆかりの300人が登場する単行本「きちぼん」から生まれたプロジェクト。デザイナーやイラストレーター、地元住民などがメンバーで、「吉祥寺らしいプロダクト」の開発と発掘を行っている。
現在、「キチモン」のオリジナルプロダクトは2点で、地元在住のプロダクトデザイナー、浅井治彦さんによる、井の頭公園でお茶するシーンを想定した「吉ペアカップ」(2310円)と、グラフィックおよびプロダクトデザイナーの大治将典さんによる持ち手を内側にしまえばファイルボックスにもなるA4サイズの9号帆布トートバック「吉ファイルバック」(9240円)。
9brand(ナインブランド)、ミリメーター、梶本博司さん、ドリルデサインの作品も展開。ジョウロ、エプロン、製菓道具、バケツ、非粘着系のテープなど、全15作品を展示する。展示物はすべて購入できる。
キチモン実行委員会のプロデューサーである萩原修さんは、「『きちぼん』にも多く登場するように、生活と仕事が混在する吉祥寺人のライフスタイルをヒントに、今展では日常の生活で気軽に使ってみたい『ユニークな道具』をセレクトした」と話している。
入場無料。10月15日まで。