49年間運用されてきた京王井の頭線「3000系」車両が12月に引退を控え、11月3日より引退を記念した「ありがとう3000系フェスタ」が開催される。
京王電鉄が1962(昭和37)年に運行を開始した同車両。同社初のオールステンレス車両は、先頭車正面の上半分を編成ごとに異なる7色に塗り分けたレインボーカラーを採用し、井の頭線のイメージを確立。最盛期は145両を数えたが、1000系への置き換えに伴い間もなく姿を消す。
同フェスタ期間中、吉祥寺駅には記念スタンプを設置。同駅を含む全5駅(渋谷駅・駒場東大前駅・永福町駅・富士見ヶ丘駅)には、それぞれ絵柄が異なる記念スタンプも設置する。11月3日・6日・13日には、3日間限定で「ヘッドマーク」付きの3000系列車を運行。列車内には、井の頭線を走る3000系車両や日本各地で活躍する3000系車両の写真をポスターで掲出する。
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11月20日(9時~、11時30分~、14時~)には、富士見ヶ丘車両基地で車両の展示、パネル展、鉄道関係者のトークショーなどのイベントを開催(参加無料、要事前申し込み、各回700人=計2100人)。申込期限は今月31日。申し込み方法はホームページで確認できる。同日、基地の外では記念グッズの販売会(8時~16時、事前応募不要)も行う。
12月4日まで。