吉祥寺で映画や舞台の衣装や小道具を手掛けるJAP工房の直営店「GUILD-UNIT」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-46-1436)のギャラリースペースで10月8日、「牙狼<GARO>展2011 第1期」が始まった。
特撮ドラマ「牙狼<GARO>」は、2005年にTVシリーズ(テレビ東京系)として全25話を放映。雨宮慶太監督の独特の世界観を色濃く反映した、深夜枠に放送された大人をターゲットにした特撮番組は熱狂的なファンを生んだ。その後2006年のTVスペシャル「牙狼<GARO>スペシャル 白夜の魔獣」、2010年の劇場版「牙狼<GARO>~RED REQUIEM~」、今年9月にDVDで発売されたスピンオフドラマ「呀<KIBA>~暗黒騎士鎧伝~」、10月6日より放送が始まった最新作のTVシリーズ第2弾「牙狼<GARO>~MAKAISENKI~」と広がりを見せる。
新シリーズの放送を記念した第1期となる同展では、歴代の「魔戒騎士」衣装やプロップをデザイン・制作してきたJAP工房が、スピンオフ作品「呀<KIBA>~暗黒騎士鎧伝~」で使用されたプロップや衣装を展示する。迫力のある「暗黒騎士キバ」の鎧に、御月カオルをゲートとして現れた「メシア」、暗黒騎士キバに仕える「魔戒導師エルダ」、そして「龍崎駈音」の衣装がギャラリーに並ぶ。会場では同社が制作するシルバーの商品も販売する。
「小さなスペースだが、ガロならではのデザインのクオリティーを思い切り間近で見ることができる」と白鳥店長。同じフロアには「BAR JAP」があり、「お酒やお茶を飲みながらゆっくりとガロの世界を味わってほしい」とも。予定されている第2期の展示内容・スケジュールは現在未定。
営業時間は11時30分~20時(第1・第3月曜は13時から)。今月26日まで。