漫画家・楳図かずおさんが7月27日、演歌「新宿烏」(1,000円)を発売し、初回限定版CDに封入されているトレカが「金のグワシカード」だった購入者を「まことちゃんハウス」に招待する。
同曲は、漫画「おろち」の作中に新宿の酒場で歌われるシーンがあり、2008年に映画化された際、谷村美月さんによって歌われた作品。作詞は本人が行ったのでセルフカバーの演歌作品としてCD化することになった。漫画の創作活動と並行して音楽活動も行っていた楳図さんだが、本人名義のシングルは初のリリースとなる。
「ギターの金子デメリンさんが楳図さんのお弟子さんの漫画家で、彼女に楳図さんを紹介してもらった。音楽活動をなさっているということで、楳図さんのデモテープを聴かせてもらい、ご本人も乗り気でCDの話に…」と話すのは、ビクターエンタテインメント企画制作部の川口さん。8月31日には36年ぶりのセカンドアルバム「闇のアルバム・2」をリリースすることになり、本格的に音楽活動を開始する。
「せっかくだから、『何か買ってくれた人を喜ばせたい』と言う雑談から生まれた遊び心の企画」(川口さん)が、同CD初回限定版に1枚封入されているおまけ「楳図かずおトレーディングカード」。全7種類あるカードの中からレアカード「金のグアシカード」を引き当てた購入者を、楳図さんのトレードマーク、赤と白のストライプに塗られた外壁の「まことちゃんハウス」に招待する。