吉祥寺駅前のハモニカ横丁・屋根裏ギャラリー「横丁ギャラリー」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-5040)で6月15日、子ブタをモチーフにした作品が並ぶ展覧会「こぶた祭り」が始まった。
3回目を迎える恒例の企画展。10人の作家がそれぞれの子ブタを創作・造形して作品を持ち寄り、屋根裏に作られた小さなギャラリーを子ブタが埋め尽くす。同ギャラリーの原さんが注目する作家は、後藤ますみさんと針金細工八百魚(やおうお)さん。
後藤さんは色鉛筆とパステルを使った柔らかいタッチの絵を描くイラストレーター。過去に同ギャラリーで子ブタをテーマにした個展も開催しており、子ブタは後藤さんのキャラクターの一つとなっている。
八百魚さんは、真ちゅうの針金を使いカエルや昆虫、魚、湯気から鼻毛まで造形してしまう名古屋市在住の作家。前回の「かえるだらけ展」では、カエルのメモ立てやペンダント、ピョンピョン跳ねるオブジェなどを出品した。他の参加作家は甘夏堂さん、a☆mimoさん、Ocean Land たつみよしこさん、てらしまたけしさん、chicoaさん、なかじまめぐみさん、はとさん、藤本みどりさん。
「子ブタのみを集めた展示は珍しいので、毎回全国の子ブタファンが集まる。ちっちゃくてかわいい子ブタの作品を見に、ぜひ足を運んでいただければ」と原さん。
営業時間は12時~19時(土曜・日曜は18時まで)。月曜・火曜定休。今月26日まで。