コピス吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1)A館4階の「ニコハウス ソーラーギャラリー」(TEL 0422-27-6358)で6月6日、「パラパラ漫画」を愛好する30人の作家が手作りの作品を持ち寄った「ぱらぱらマンガ喫茶展」が始まった。
主催する「あしたのんき」さんは、「ウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパン」でのアニメーター経験も持つフリーのアニメーション作家。アニメーター、イラストレーター、CGディレクター、造形作家など30人それぞれの作風の作品が、自由な形・大きさで制作され一堂に集まった。4回目となる同展のテーマは「光-HIKARI-」。
「編み物でできたパラパラ漫画、ブラックライトを使ったパラパラ漫画、映像で見られるパラパラ漫画など、変わったものも展示している」とあしたのんきさん。「回を重ねるたびに参加人数も増え、多くのお客さんに楽しんでもらっている。実際、手にとって見られるのが好評」だという。ひもでつるされた作品を思い思いに閲覧ができる。ちなみに「漫画喫茶」のように気軽に作品を手にしてほしいという意味から「喫茶展」と名付けているが、会場に喫茶スペースの用意はない。
11日・12日には「パラパラ漫画」を制作するワークショップも予定している。「誰でも無料で参加できる。いっぱいめくって『パラパラ漫画』を楽しく感じてもらえたらうれしい」とも。
開場時間は10時~21時(最終日は18時まで)。今月12日まで。