伊勢丹跡の複合商業施設「コピス吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-2100)が10月15日にオープンした。
同館の敷地面積は6,262平方メートルで、延べ床面積は4万6,021平方メートル。大型スーパーマーケット「三浦屋」、「ビュ-ティ&ユース ユナイテッドアローズ」、「ICI石井スポーツ」、キャラクター専門ショップ「キャラパーク」、大型書店「ジュンク堂書店」など109店舗が出店する。
グランドオープニングセレモニーでは、成蹊大学弦楽団による演奏が行われた。邑上守正武蔵野市長、武蔵野市議会の田辺あき子副議長、稲垣英夫武蔵野商工会議所会頭、三菱商事の執行役員・宮原一郎開発建設プロジェクト本部長、武蔵野市開発公社の井上良一理事長、三菱商事都市開発の一村社長が出席。
一村社長は「『吉祥寺ライフスタイルコミュニティ』を施設コンセプトに、地域の方々に気軽にお立ち寄りいただける時間消費型・滞在型商業施設と位置付け、街全体の活気づくりに貢献する『まちの中核』となる施設を目指している」と話す。「また、新しいアート文化の発信やアーティストの発掘を目的に、芸術支援活動『アートライフコミュニケーション』を展開する。美大生や若手アーティストの作品展示やオークション販売、来館者による人気投票を行うプロジェクトや、クラフト作品をテーマ毎に展示・販売するイベントなどを開催していき、買い物だけでなく、来て・見て・楽しい商業施設を目指す。このうえは、三菱商事都市開発スタッフも一丸となり、お客様に共感される施設づくりに励み、周辺地域の更なる発展に貢献していきたい」とも。
武蔵野市開発公社の井上理事長や邑上武蔵野市長も挨拶をし、ファンファーレとともにテープカットが行われた。当日は6時30分前からオープンを待ちわびる地元住民が集まった。10時のオープン時には約4,000人が行列を作り、12時までに1万5千人が来場した。
同館の森田博樹館長は「改めて吉祥寺のポテンシャルの高さや、コピス吉祥寺に対する地元の方々の期待感の高さを感じている。特にこの度吉祥寺に復活した三浦屋は古くからのファンが多く詰めかけ、入場制限がかかるほどであった。ベビーカーを引いたお母様も多くご来店いただき、キッズスペースでは子たちで賑わいを見せた。コピスは吉祥寺のランドマークとして、街のみなさまから愛され続ける施設を目指していきたい」と話す。
営業時間は10時~21時。