吉祥寺美術館で「草間彌生展」-版画やコラージュ作品など53点

草間彌生さんの連作「かぼちゃ(GSQ)」(1998年)(C)YAYOI KUSAMA

草間彌生さんの連作「かぼちゃ(GSQ)」(1998年)(C)YAYOI KUSAMA

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 武蔵野市立吉祥寺美術館(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0385)で9月18日より、「草間彌生 ワタシというナニモノかへの問い」が開催される。

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 同展では、松本市美術館所蔵の草間さん作品の中から、草間芸術が濃厚に反映された1970年代以降のコラージュと版画を展示。併せて、美術作品とともに高い評価を受けた草間さん自身の文章も並ぶ。展示作品は「沼にまよいて」(1995年)、「ひまわり」(1980年)、「朝の太陽」(1994年)など全53点。

 会期中、関連イベントも予定。ドキュメンタリー映画監督・松本貴子さんを迎えて行うトークショーと「≒草間彌生 わたし大好き」の上映会(今月25日13時45分~16時10分)や、現代音楽家でピアニストの須藤英子さんほかが演奏する「ジョン・ケージの音を通してみる1960年代の前衛芸術」(10月9日14時~15時30分)、画廊「ときの忘れもの」ディレクター・綿貫不二夫さんによる講演会「草間彌生版画の身体感覚」(10月23日14時~15時30分)を予定。定員は各90人。

 同館広報担当者は「描かれた作家の幼少体験や身体体験から草間芸術のインスピレーションの源を知る手がかりを得るだけでなく、インスタレーションや大型の絵画作品とは異なる草間彌生の芸術的世界観をより深く感じてほしい」と話す。

 開館時間は10時~19時30分。入館料は100円。期間中の休館日は今月29日と10月27日。11月7日まで。

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