マーブルトロン(杉並区梅里1)は11月27日、イタリアンレシピ本「予約のとれない料理教室 野菜レシピ編~『Sento Bene料理教室』の家庭でつくるヘルシーイタリアン~」(発売=中央公論新社、1,680円)を刊行した。
著者は、落合務シェフに師事し、「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」唯一ののれん分け店である「ラ・ベットラ ペル トゥッティ」のシェフ・加藤政行さん。加藤さんは毎週、予約の取れない人気料理教室「Sento Bene料理教室」を開いている。
同書はこの料理教室から生まれたレシピ集「予約のとれない料理教室」シリーズの第4弾。これまでに、トマト料理編、入門編などを発売した。今回のテーマは「野菜」だが、野菜だけを使うのではなく、「野菜と一緒に調理することでおいしさが増す」という肉や魚も使用する。
「パスタとリゾット」「スープ」「メイン料理」「軽食とデザート」の4章に分け、「パンチェッタ、卵、ほうれん草のリゾット」「鶏ひき肉とキャベツのスパゲッティ」「玉ねぎのスープのオーブン焼き」「茄子のテリーヌ」「ごぼう、レンコン、リンゴと生ハムの焼き菓子」など42品を紹介する。
購入した材料が余ることのないよう、使用する材料を意識的に重複させ、同じ野菜を使ったレシピが探せるように巻末には材料別の索引も掲載した。特殊な材料や調味料は極力使わず、「簡単で、調理時間が短くて、おいしい」レシピを収録する。
加藤さんは「最近は、みなさん健康志向のせいか、料理教室の生徒さんからも『野菜を使ったレシピを知りたい』というリクエストが増えている。この本から野菜のおいしさを再発見してもらえたら」と話す。
編集担当者は「今回は材料も少なく、工程もシンプルなのでシリーズの中でも一番作りやすいレシピが集まっている。加藤さんの食材の組み合わせは斬新で、この野菜ってこんなにおいしかったんだ、という発見が必ずあるはず。普段の食事にはもちろん、大人数で集まるホームパーティなどにもおすすめ」と話す。
同社は同日、洋菓子のレシピ本「京都の洋菓子教室『ラ・プティ・シェリー』のパリのケーキと人気の焼き菓子」(1,680円)、タレント写真集「MAOMI YUUKI GET FREAKY HAPPYONE! Happy Happening Presents, MAOMI YUUKI」(2,625円)も発行した。