西三条通り沿いの「入倉康ジュエリー工房 吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-20-0185)は12月1日から、数量限定のジュエリーを販売する。
同店は、大正時代に浅草で白金や金の指輪、かんざし、帯止めを制作していた初代入倉保五郎さんが開いた老舗工房の直営店で、昨年3月にオープン。代表の入倉康さんは、過去にナマズをモチーフとした秋篠宮殿下と紀子様の婚約指輪を手掛けたことも。
店内は和風のインテリアや緑を飾り、「ゆっくりと時間が流れる心地良い空間に仕上げた」(店長の関口紀江さん)。ジュエリーコーディネーターが来店客のこだわりや希望を聞き、職歴25年以上の職人が制作を担当。オーダーメードのジュエリーは、デザインサンプルをもとに材質や石、ラインや角度などフォルムを検討した上で制作に入る。
今回販売するのは、関口さんがデザインした4種類のオリジナルネックレス。「オーダーメードがメーンのため、急なプレゼントを探している方には希望に沿えないこともあった。そういった声に少しでも応えたいという思いから企画した」という。商品はダイヤモンドをあしらったローレル(月桂樹)のネックレスで、18金ホワイトゴールド、イエローゴールドの各2パターンを少数取りそろえる(2万9,400円~3万7,800円)。
関口さんは「さりげなく普段使いできるもの、重ね着けも楽しめるものをデザインした。今後も違った形でオリジナルジュエリーを提案していきたい」と話す。
営業時間は11時~20時。木曜定休。