「ハモニカキッチン」「ポヨ」などの飲食店や物販店を展開しているビデオ・インフォメーション・センター(武蔵野市吉祥寺本町1)は9月23日、吉祥寺通りのリサイクル生活雑貨店「SOCO(re-Think)」(吉祥寺南町1、TEL 0422-79-6406)を閉店する。
閉店の理由について、代表の手塚さんは「意外と立地がよくなく、雨の日は人通りが少なかったため」と話す。
同店は昨年3月、キッチンツールを中心に扱う「SOCO」(吉祥寺本町1)の2号店としてオープン。「倉庫」で掘り出し物を探すように楽しんでほしいという思いからSOCOと名名付けた。店舗面積は16坪で、店内には中古家具やリサイクルの生活雑貨が並ぶ。最近の人気商品はフライパンや鍋など。
ほかにも一風変わったセールや企画を行ってきた。トラックの幌(ほろ)を使用したバッグ「FREITAG(フライターグ)」のように「捨てられるモノを使用した雑貨」を作る「re-Thinkなアーティスト」の募集や、陶器のセール「陶器市 日本的なものってナンダロウ」など。
閉店に伴い現在、30~70%引きの閉店セールを行っている。同店担当の田淵さんは「今ならシルバー製の食器、アメリカ製の大きなゴミ箱、Tシャツがおすすめ」と話す。
同社は5月、吉祥寺のハモニカ横丁に魚と武蔵野野菜を提供する飲食店「エイヒレ」をオープン。「地域密着型の飲食店で、立ち飲み文化を広めたい」と手塚さんは新たな思いを語る。
営業時間は12時~20時。