阿佐ヶ谷神明宮(杉並区阿佐谷北1)の境内で毎年行われていた「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」が、大改修中のため向かいの杉並区立杉並第一小学校校庭(同)に会場を移し8月8日~9日、「THE番外編!地面にえがくバリ不思議絵図」として開催されることが決まった。
同イベントは、2002年にスタートしたバリ舞踊の上演会。同祭実行委員会が、在日インドネシア共和国大使館や杉並区文化協会の後援、地元商店街の協力を得て運営してきた。毎年地元の恒例行事「阿佐谷七夕まつり」に合わせて開催し、延べ100人を超える日本有数の舞踊家・演奏家が参加する。
8回目を迎える今年は、「例年の神秘的な神社境内ならではの気配とはうって変わって、広々とした空間をいっぱいに使い、縦横無尽にバリ芸能の世界が繰り広げられる」(同祭実行委員会・担当者)。バリ舞踊の古典から最新の創作まで、2日間で23演目を披露するほか、インドネシアビールやドリンク、スナック、インドネシアの食品や雑貨を販売する屋台も出店。
同祭実行委員会担当者は「神社境内とはまた違うバリ芸能の世界を堪能できる。今年は両日ガムラングループが参加し、生のガムラン音楽の魅力も存分に味わってほしい」と話す。
両日ともに17時開演。雨天時の会場は同小学校の体育館になる。