ユニーグループのコンビニエンスストア部門、サークルKサンクス(東京都江東区)は6月9日、同社のコンビニエンスストア新業態となる「99イチバ」吉祥寺南店(武蔵野市吉祥寺南町2)をオープンした。
吉祥寺南店の店舗面積は44坪。場所は京王線吉祥寺駅の近くで、今年春に閉店した同グループの「サンクス」が入居していたテナントを譲り受けた。
2006年2月、江戸川区内に1号店をオープンした「99イチバ」は、野菜や果物、生鮮食品や日常雑貨(一部商品を除いて)を99円で提供するコンビニエンスストアとスーパーの要素を合わせた24時間営業コンビニストアの新業態。台東区、大田区、目黒区、板橋区、墨田区、江戸川区など都内で8店舗を展開しており(2006年7月現在)、吉祥寺店は7号店となる。
同社担当者によると、「吉祥寺南店は駅近くの繁華街にあることもあり、他店に比べて客足は多いが客単価は少ない」とのことで、利用客も中高年層や主婦よりも若年層の利用客が多いという。
同社では、コンビニエンスストアの便利さを持ち合わせながら、より品揃えが多く単価も安いという利点を踏まえ、当面は都内を中心とした都市部のみでの展開を考えていくという。