吉祥寺のフランス菓子店「patisserie A.K Labo(パティスリー エーケーラボ)」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 0422-20-6117)で4月27日から、イラストレーターによる三人展「行ったことないけどフランス展」が開催される。
同展では、大森雅史さん、ミヤタチカさん、しみず寿久さんの3人が、資料を見たり想像したりしながら「憧れのフランス」を描いた作品約30点を展示する。
大森さんは日本デザイン専門学校を中退し、昨年、峰岸達イラストレーション塾へ入塾。カラーインクを用い、木目を生かした表現で板にイラストを描く。福岡在住のミヤタさんは福岡大学卒業後、2003年からイラストレーターとして活動を開始。JR九州水前寺駅ビルオープンポスターの挿絵などを手がけてきた。しみずさんは中央美術学園を卒業。演劇活動、出版社でカメラマンとして勤務後、10年ほど前からイラストを描き始める。同店でも過去に2回の個展を開催。今回が初のグループ展となる。
「店の雰囲気に合う絵を飾りたいと思い、フランス展に決めた。フランスに行ったことのないわたしたちが、今持っている表現力、想像力を出し切って描いたものが、洋風になるか、間違えて和風になるか、はたまた南米風かは当日までわかりませんよ。うふふ」(しみずさん)。
同店オーナーパティシエの庄司あかねさんは「清水さんの展示は3回目。幅広い年齢層の人から支持されている。脱力、ほほ笑み系の2人を加え、さらに面白い展示にご期待を」と話す。
営業時間は11時~19時。水曜定休。