バウスシアター（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-3555）は2月28日より、レイトショーで特集上映イベント「爆音2008　世界の壊れる音、世界をつなぐ音」を開催する。

　同イベントは「爆音映画祭2009年」（5月29日～6月13日）のプレイベント。上映作品は、「クローバーフィールド／HAKAISHA」（マット・リーヴス監督）、「イースタン･プロミス」デヴィッド･クローネンバーグ（監督）、「ゼア･ウィル･ビー･ブラッド」（ポール･トーマス･アンダーソン監督）、「アクロス･ザ･ユニバース」（ジュリー･テイモア監督）の4作品。

　爆音上映は、2004年からオールナイトやレイトショーで行われており、昨年、映画祭として1回目を開催した。従来の映画用音響機材でなく、音楽ライブ用音響機材を使用。ボリュームを限界まで上げ、大音響の中で映画を体験するもの。

　同館担当者は「一般の劇場上映では聴くことのできない迫力と、その爆音により視覚までが変容して映画そのものも違って見える。また、大音響でなければ聞こえてこないかすかな音を聞くという、大胆かつ繊細なイベント」と話す。

　上映時間は、21時10分～。料金は、一般･学生=1,500円均一、前売り4回券=5,000円（バウスシアター窓口で発売中）。3月13日まで。