吉祥寺の老舗焼鳥店「いせや総本店」(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-47-1008)が6月4日、リニューアルオープンした。
同店は、昭和3年の創業以来、地元の住民や顧客に愛され続けてきた老舗焼鳥店。2階建て木造家屋の旧店舗は昭和28年から営業を続けていたが、老朽化による建替えが決まり、昨年9月25日、惜しまれながらも一時閉店。現在までヨドバシカメラの裏手にある仮店舗で営業を続けていた。
新店舗は今年5月、同所に完成した14階建てビルの1~2階部分に入り、旧店舗の外観を忠実に再現した造りになっている。店舗面積は、1階・2階ともに30坪。席数は1階=約80席、2階=90~100席(座敷含む)。同ビル3階以上は賃貸マンションになる。
主なメニューは、焼き鳥全11種類(1本=80円)、手作りシューマイ(330円)、まぐろのブツ切り(330円)など。ドリンクは、ビール(大ビン=500円)、日本酒(一合=300円)、焼酎(1杯=220円)。全42品を用意し、リニューアル前と変わらないメニューと価格で提供する。
17時から開店したオープン初日は、「開店と同時にたくさんのお客様が来店してくださり、客数は500人に達した」(同店担当者)という。リニューアルオープンに伴い、より多くの人に「焼き鳥のいせや」をPRするため、ウェブサイトも開設。現在公開されているのは仮オープンバージョンで、6月中には正規のウェブサイトが登場する予定。
営業時間は12時~22時。火曜定休。
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