セカンドライフ「吉祥寺SIM」に「バーチャルいせや総本店」が登場

セカンドライフ内に老舗焼き鳥店「いせや総本店」がオープンした

セカンドライフ内に老舗焼き鳥店「いせや総本店」がオープンした

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 ライトハウス(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-45-5420)で現在、セカンドライフ内の仮想都市「吉祥寺SIM」内に、老舗焼き鳥店「いせや総本店」を忠実に再現した「いせやSL店」をオープンしている。

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 吉祥寺に馴染みがある人なら誰もが知っているランドマーク的存在の「いせや総本店」は、昨年秋に建替えのため取り壊され、現在は2008年春の新装オープンに向けて工事中だが、同店の清宮五郎社長が仮想空間での宣伝・プロモーションに興味を持ったことと、ファンのためにも何らかの形で旧店舗を残しておきたいという思いがあり、同SIMでのオープンが実現した。

 SL店は、アバターが焼き鳥を片手に立ち飲みしたり、店員との会話を楽しんだりと、趣向を凝らしたイベントを提供。SIM 内のアートスペースでは「いせや写真展」を開催中で、店舗の取り壊し前に撮影された写真を厳選して公開している。ライトハウスの齋藤社長は「同店舗を名所スポットとしてアピールするほか、SL住人やユーザーのために、楽しく集える場として大いに活用していく」と話す。

 同SIMでは、自動車整備・販売を手掛けて50年の「後藤自動車」やジャズ喫茶「ファンキー」を経営する飲食グループの「麦」など地元企業5社が新規参入し、バーチャルハモニカ横丁エリアの店舗屋上に設置された看板に広告を掲載することが決まった。斉藤社長は「地元企業と連携・連帯を密に図ることで将来的なメーンスポンサーとしての関係構築を目指したい。毎晩自分自身で『いせやSL店』を運営してみて、リアルとバーチャルの融合の可能性、コミュニティーの重要性など、発見の毎日」と話す。

ライトハウス老舗焼き鳥店「いせや」、仮店舗オープンへ(吉祥寺経済新聞)

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