成蹊大学(武蔵野市吉祥寺北町3)で11月22日・23日、学園祭「第64回 欅祭(けやきさい)」が開催される。
今年のテーマは「Gift」。学生たちの学びの集大成と、地域への感謝の気持ちを「贈り物(Gift)」として表現する。欅祭は例年、約2万人以上が訪れる同大最大のイベントで、クラブ活動の公演や模擬店、研究発表など80を超える企画を展開する。
来場者の利便性向上のため、PayPay、d払い、メルペイによるキャッシュレス決済を導入する。
今年の企画では、吉祥寺に密着した取り組みを強化。吉祥寺の飲食店が出店するほか、初の試みとして吉祥寺を中心に活動している団体のパフォーマンスも予定しており、地域との連携を深める。全ての模擬店で剥がせるフィルム付きのエコプレートを導入し、期間中のごみ削減に取り組む。
安全対策と来場者の要望を踏まえ、今年は安全管理を見直した上で、飲酒を一部解禁する。昨年度完成した新11号館も開放し、大学の公式マスコットキャラクター「ピーチくん」のグリーティングなどを行うほか、テーマ「Gift」が描かれたオブジェをフォトスポットとして設置する。
欅祭本部広報局地域広報担当の今釜大貴さんは「欅祭は例年多くの地域の皆さまにお越しいただいているが、さらなる来場者の獲得を目指し、史上初となる吉祥寺駅での広告掲出やキャッシュレス決済の導入などを行った」と話す。
「今年も吉祥寺の店に出店いただくほか、初の試みとして吉祥寺を中心に活動している団体のパフォーマンスを予定しており、より吉祥寺に密着した欅祭になる。今年は要望を受け、一から安全対策を見直し、飲酒を一部解禁する。昨年以上にパワーアップした欅祭を、地域の皆さまにも楽しんでいただければ」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~19時。入場無料。