「吉祥寺かるたイースト大会」が1月13日、吉祥寺の前進座ビル(武蔵野市吉祥寺南町2)2階で開催される。主催は吉南商店会で、稲荷町商店会有志が協力する。
今年で2回目となる同イベントは、コロナ禍以前に新年の振る舞い酒などを行っていたが、コロナ禍が続き、それに代わるものとして地域の活性化を図るため、昨年初めて開催した。吉南商店会は、主にヤマダ電気横の通り一帯の店舗の店主らから成る商店会。
使うかるたは、吉祥寺の東側エリア「吉祥寺イーストサイド」だけをテーマに制作されたご当地かるた。「吉祥寺イーストサイド」は、吉祥寺駅を出て東側、主に五日市街道と井の頭通りに挟まれたエリアを指す。中央線を境に北側には、稲荷町商店会の加盟店や吉祥寺図書館、本町コミュニティセンター、吉祥寺シアターなど公共の施設があり、南側には、吉南商店街の加盟店が軒を連ねるエリア。読み札は、SNSやワークショップなどで公募を呼びかけ、応募のあったアイデアから採用したもの。かるたの内容は、絵札に登場する店が閉店した場合など、街の変化に合わせて情報を変えるという。
対象は小学生で、学年を時間帯によって分けた4部制で行う。定員は各部16人。絵札を8人ずつで取り合う大人数制で競う。同時の場合はじゃんけんで勝敗を判断し、獲得した札の数で順位を決める。賞品として地域の商品券を用意し、1位=5,000円分、2位=4,000円分、3位=3,000円分。参加賞も設ける。
武蔵野市開発公社の伊藤慶則さんは、「ご当地かるたで遊ぶ体験を通じて、子どもたちが街に親しみ、多種多様な生きた街の新しい魅力に気づくきっかけになってくれれば。今後は商店会の目玉イベントとして、地元の人々に愛され、続いていってほしい」と期待を込める。
開催時間は13時00分~16時35分。観覧無料。