食べる

吉祥寺コスモビル前「クレープワーゲン」 オープンから3カ月

アイボリーのワゴンの「クレープワーゲン」。支払いは食券機で

アイボリーのワゴンの「クレープワーゲン」。支払いは食券機で

  • 1

  •  

 吉祥寺コスモビル(武蔵野市吉祥寺本町1)野外スペースに「クレープワーゲン」がオープンして、7月28日で3カ月がたつ。

かわいい熊のイラストは「ブルースカイコーヒー」の従業員によるもの

[広告]

 店主は、井の頭公園内で「ブルースカイコーヒー」を経営する宮地泰隆さん。「場所と企画が一致すれば店は成功する。この場所を通る度に、ここでクレープ店を出せば売れるのでは、と考えていた。2013(平成25)年くらいから構想を温め、手探りしながらオープンにこぎ着けた」と宮地さんは話す。

 宮地さんがブルースカイコーヒーを開業したのは2009(平成21)年。前職でコーヒーマシンを整備する仕事をしながら、さまざまな場所を回るうちに、場所と企画が重なることが重要だという考えに至った。宮地さんは「井の頭公園に出店できたのは奇跡だった。少しずつ店を育て、13年続いた。今回は、井の頭公園から出てみたいという思いもあった」と話す。両店に共通して描くかわいい熊のイラストは、ブルースカイコーヒーの従業員によるものだという。

 クレープは、ホイップクリーム、チョコ&ホイップクリーム、チョコ&カスタードクリーム、カスタードクリームをベースに、リンゴ、バナナ、パイナップル、ミカンといったフルーツを組み合わせた定番メニュー16種類(450円~600円)。季節ごとのクレープも用意する。生地は「ほど良い甘さのもちもち食感」が特徴で、機械で焼き上げるので時間がかからず、むらなく仕上がるという。苦みのないエクアドル産のバナナを使ったクレープが宮地さんの「お薦め」。ホットコーヒー(280円)も提供する。

 宮地さんは「設備の問題などハードルはあるが、いろいろなことができると思っている。ブルースカイコーヒーで好評な『ねこドーナツ』の販売なども考えている」と意気込みを見せる。 

 営業時間は15時~22時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース