パフェグラスにメロンのカットをのせた「メロンのパフェ」の提供が、6月16日から吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1)の「ホテルショコラ 吉祥寺パルコ店」で始まった。同店限定メニュー。
1993年に英国でチョコレートのオンラインショップとしてスタートした同ブランド。2004年、ロンドンに開いた1号店を皮切りに英国内に店を展開し、2018(平成30)年に日本に上陸した。同店は2021年11月にオープン。HC Saint Lucia(中央区)が運営する。
これまでサンデーや「桃のパフェ」などパフェ類はプラスチックの容器を使い、テイクアウトにも対応してきたが、今回はイートイン限定で提供する。同社取締役の小野浩武さんは「今までは当ブランドを知ってもらうきっかけづくりとして展開してきたが、イートイン限定にすることでパフェで表現できる幅も広がると考え、新たにトライした」と話す。
蜂蜜を使ったレモンゼリー、カットした千葉県の飯岡メロン、ペルーの小さな村で栽培するアマゾンカカオを使ったカカオホイップ、パッションフルーツなどから作るエキゾチックソース、グラハムビスケット、バニラアイスで構成する。小野さんは「アマゾンカカオはシングルオリジン(単一農園、単一品種)カカオ全体の3%しか取れない希少なカカオ。フルーティーさが特徴なのでメロンと相性も良い。チョコレートとはまた違ったカカオの酸味や香りも楽しんでもらえたら」と話す。
アマゾンカカオを使ったチョコレートソースをピッチャーで添える。「温かいソースと冷たいメロンの組み合わせも体験してもらいたい」と小野さん。
「吉祥寺は昔から続く文化と新しい文化が混ざり合っていて、街に遊びに来る人も多く商圏としてもパワーがある。当店でトライしたことを生かし、今後ほかの店舗にも広げていければ」と意気込む。
価格は1,500円。素材がなくなり次第提供終了。営業時間は10時~20時。