奄美大島の食や文化を紹介する「まるごと奄美in東京」が7月1日・2日、吉祥寺エクセルホテル東急(武蔵野市吉祥寺本町2)で開催される。
昨年初めて渋谷エクセルホテル東急で開いた。販売促進担当の杉山麻衣子さんは「コロナ禍でなかなか遠くに出かけられない人にも豊かな自然や伝統文化が残る奄美大島の魅力を感じてもらえたらと手がけたイベント。非常に好評で、今回は場所を吉祥寺に移し街の人にも足を運んでもらえたらと考えた」と話す。
8階の宴会場「アンバサダー」では同ホテルシェフが奄美大島の雰囲気をイメージしてメニューに取り入れた料理をビュッフェ形式で提供する。現地で飲まれる黒糖焼酎も飲み放題で用意する。併せて島唄ライブや、古くから島に伝わる参加型の「八月踊り」などのイベントも行う。開催時間は昼の部=12時~14時、夜の部=18時~20時。料金は中学生以上=1万円(6月26日以降は1万3,000円)、小学生=5,000円。未就学児無料。各回定員120人。要予約。
7階の宴会場「オーク」では体験ブースとまるごと奄美マルシェin吉祥寺を展開する。無料コーナーではソテツを使った工作や大島つむぎの機織り、三線(さんしん)やチヂン(太鼓)、ハト(指笛)が体験できる。有料コーナーでは「夜光貝アクセサリー作り」(4,000円、10人限定)、「幸せ鳥・ブックマーク作り」(1,500円、15人限定)のほか、ビュッフェ会場利用客のみ限定20人で大島つむぎの着付け体験(7,000円)を提供する。
同マルシェには奄美群島の特産品、黒糖焼酎、大島つむぎ製品のほか島唄CDや三線、島太鼓などが並ぶ。杉山さんは「体験ブースやマルシェは誰でも利用できるのでふらっと足を運んでもらえたら。島民も来ているので会話を楽しむなど、奄美の文化に触れる機会になれば」と呼びかける。
開催時間は10時~20時。