ベーカリー「siro(シロ)」(三鷹市下連雀3)が4月8日、三鷹駅南口の三鷹駅前郵便局交差点五差路そば禅林寺通り沿いにオープンする。場所は、昨年12月末で閉店した洋菓子店「菓子厨房レヴェ」跡。
店主は、南青山の「D’une rarete(デュヌ・ラルテ)」で長年シェフを務めた後藤一哉さん。「三鷹に住んで15年、そこでいつか自分の店を地元で開きたいという思いを持っていた。三鷹は平飼いの卵や野菜、果物を作っている農家もいまだ多く、地元の方々が生産する新鮮な素材を使う店を作れるのでは」と考えていたという。
商品は、塩こうじを使った「siro麹(こうじ)」や、バターたっぷりのブリオッシュ食パン「ブール」、揚げバターロール「サン」など。スティック生地にミルクを挟んだ「ミルクスティック」や、ショコラ生地にイチゴガナッシュを挟んだ「いちごスティック」などもそろえる。今後、地元素材をふんだんに使ったサンドイッチやパンも販売していく。
後藤さんは「気軽に普段使いしていただければ。皆さんの日常の中に地元素材を工夫したこだわりのパンを届けたい」と意気込みを見せる。
営業時間は9時30分~18時。日曜・月曜定休。3月31日までは、アルーク阿佐ヶ谷(杉並区)でポップアップ店を営業している。