「吉祥寺かるた 知ってる?イースト展」が4月29日、「コピス吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺本町1)A館1階の「ペニーレーンギャラリー」で始まる。
吉祥寺のイーストサイドエリアにまつわるご当地かるた「吉祥寺かるた 行くぜ!イースト」の完成を記念して開く。かるたは同エリアの魅力発信を目的に、吉祥寺の東側で活動する人が集まり、地域かるたプロデューサーの徳永健さん、武蔵野市開発公社と共に「吉祥寺イーストサイドかるた制作プロジェクト」として昨年から約5カ月にわたり取り組んできた。
同社まちづくり課主任・西山徹さんは「参加者一人一人が街での暮らしや風景を思い返し、街の魅力を読み札として表現した。その中からプロジェクトメンバーの共感が集まったものを最終的な札に選んだので、街の人が大切にしている地域性や価値観をなどが詰まったかるたになった。名所や名物など街を多角的に伝える『ガイドブック』としても楽しんでもらえるのでは」と話す。
会場ではかるたの札の展示や動画を使ったイーストサイドエリアの紹介などを行う。併せて同かるたとコラボレーションしたバンダナ「We Know Kichijoji East Side Bandana」も販売する。バンダナは吉祥寺に拠点を置くファッションブランドで、吉祥寺の地図をデザインした「We Love Kichijoji Bandana」を制作した「UNRESS(アンレス)」が手がける。
コラボバンダナを使って、来館者にイーストサイドで気に入っている場所や行きたいスポットを教えてもらう参加型展示も予定している。徳永さんは「かるたや展示を通して知る人ぞ知る名所や個性的な店など、イーストサイドの魅力に触れてもらえたら」と呼びかける。
かるたはイベント会場のほか、「ブックス・ルーエ」「紀伊國屋書店 吉祥寺東急店」「吉祥寺ロフト」、オンラインストア「ぺろきち商店」で販売する。価格は2,000円。
開催時間は10時~21時。入場無料。5月19日まで。会場でのかるたとバンダナの販売は11時~17時、5月8日まで。