武蔵野市は9月26日から4回にわたり、環境問題をさまざまな視点から考え学ぶ「環境の学校Greenプロジェクト」を開く。
武蔵野市で「環境の学校Greenプロジェクト」 いちごの植え付けワークショップなど
「楽しく学び、みんなで考え、思い想いをつなげよう!」をコンセプトに、イチゴやパンジーの植え付けなどの体験ワークショップを通して、緑や植物に関した自然の「循環」などの環境問題を学ぶ。全講座終了後、成果発表を予定。
第1回「ようこそGreenプロジェクトへ~パンジーを植えてみよう」では、同施設の紹介後、植物が育つために必要な要素について考え、敷地内の緑地でパンジーの植え付けを行う。
第2回「イチゴを育てるのは大変?~イチゴの植え付けから環境問題に目を向けてみよう~」では、イチゴの苗の植え付けのワークショップを通して植物の生育に関わる環境問題を考える。植え付けしたイチゴは各自持ち帰って育てる。
第3回「草花の栄養になるものに注目!~自然の中ではごみはない!」では、隣接する武蔵野クリーンセンターや同施設の生ゴミ堆肥場、屋上菜園を見学し、生ゴミ堆肥の作り方やゴミに関連した同市の歴史について学ぶ。
第4回「循環型って何だろう?~これまでの講座から考えてみよう~」では、身近にある循環型の事例を考えたり、自分の日常生活とどんな関わりがあるのかを知ったりする。ワークショップでは、講座全体を参加者全員で振り返り、成果発表に向けてみんなで話し合うという。
担当の岩本さんは「草花や果物を育てるワークショップを通じて、草花や緑に愛着を持ち、そこから緑や水、生き物などの自然のつながりや地域のことを皆さんと一緒に考えていけたら」と参加を呼び掛ける。
2回目以降は10月17日、12月5日、1月23日。参加費は1,000円(材料費)。締め切りは9月12日。詳細は市ホームページで確認できる。問い合わせは環境政策課まで。受付時間は9時30分から17時。火曜・祝祭日休館。