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将棋問題集アプリ「駒サプリ」 吉祥寺の将棋スペース「将棋の森」が配信

「将棋の森」が配信する将棋問題集アプリ「駒サプリ」

「将棋の森」が配信する将棋問題集アプリ「駒サプリ」

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 吉祥寺の将棋スペース「将棋の森」(武蔵野市吉祥寺本町1)が6月5日、将棋問題集アプリ「駒サプリ」の配信を始めた。

吉祥寺の将棋の森からアプリ展開

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 高橋和女流三段がプロデュースする「将棋の森」は幅広い世代が利用できる将棋スペース。初心者の方から初段を目指す入門者、級位者のための将棋教室、将棋道場を展開するほか、イベントスペースとしても利用されている。

 「大人教室の生徒が自分の練習用にアプリを作っていて、たまたまそれを見たのがきっかけ」と代表の高橋さん。「子どものころに練習方法として、解く時に時間を計って少しでも早く解けるようにしていたのをアプリで再現した」という。「初心者のうちは本の解説を読んでも頭の中で駒を動かすのが難しいので、駒が動くアプリは練習方法として最適」と利用を呼び掛ける。

 同アプリは詰将棋、手筋(将棋上のテクニック)の問題に特化し、浦野真彦八段の「ハンドブック」シリーズや高橋和女流三段の「はじめての将棋練習帳」シリーズなどから既刊の「良問」を多数収録している。詰め将棋で一番簡単な「1手詰」から収録しているので、初心者でも利用できる。

 「コロナ禍で直接対局が難しい状況なので、同アプリ内の「毎日の練習」という詰将棋問題の解けた時間を毎日ツイートしてくださる方が多数いる」と運営の武本さん。

 他の将棋教室や将棋仲間で集まって、「タイムアタック」で誰が詰将棋や手筋を一番に解けるか、競争してアプリを楽しんでくれている。また、プロ将棋棋士伊藤真吾五段が自身のYouTubeで、「駒サプリ」にチャレンジしたことも。

 利用料は月額550円。書籍別に5問までは無料。今後も新しい詰将棋、手筋の問題集や将棋の森オリジナル問題を追加する予定。

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