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コピス吉祥寺でマルシェ開催 フェアトレード商品をアピール

11の団体や企業が集まり、フェアトレード商品や活動の紹介を行った。

11の団体や企業が集まり、フェアトレード商品や活動の紹介を行った。

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 コピス吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-2100)1階・ふれあいデッキこもれびで5月25日、「フェアトレードむさしの」によるマルシェが開催された。

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 同施設に出店するフェアトレード専門店「vote for by sisam FAIR TRADE」を中心に開催され、昨年に続き2回目。同店も参加している「フェアトレードむさしの」による地域活動の一環として、11の団体や店舗が出店した。

 「フェアトレードむさしの」は、武蔵野地域でフェアトレードの活動を推進するためのコミュニティー。今回は、アジアやアフリカの雑貨・アクセサリー類、コーヒー・バナナ・こしょう等の食品類など多くのエシカル商品を集めた。併せて、アフリカ音楽のミニライブやブローチ作りワークショップ、リレートーク等を通して、フェアトレード活動を紹介した。

 同店イベント担当の宮内聡子さんは「店名の『vote for』は賛成票を投じるという意味で、買い物はどんな社会に一票を投じるかということ。今回のイベントが、消費行動について考えるきっかけになれば」と話す。「多くの人にフェアトレードについて知ってもらい、武蔵野市がフェアトレードタウンになることを目指す」と続ける。

 出店者の一人、松田美芽さんはスリランカに住む女性たちが作るフェアトレード産品を紹介。「長く続いた内戦の影響が残る中、彼女たちは自分の力で生活し、明日への希望を抱いて働いている。彼女たちの手作りのアクセサリーを身に着けることで、フェアトレードに対する意識を高められるのでは」と話していた。

 「フェアトレードむさしの」による次回イベントは秋に開催予定。

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