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三鷹で吉田アミさんと大谷能生さんライブパフォーマンス 詩人・吉増剛造さんも

過去に行われた「口火」シリーズに出演する吉田アミさんと大谷能生さん(撮影=Hideto Maezawa)

過去に行われた「口火」シリーズに出演する吉田アミさんと大谷能生さん(撮影=Hideto Maezawa)

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 三鷹の「SCOOL」(三鷹市下連雀3)で2月3日・4日、吉田アミさんと大谷能生さんによるライブ「どちらがさきに口火をきったのか、もうわからない。vol.6」が開催される。

出演する詩人の吉増剛造さん(撮影=Sayuri Okamoto)

 略称「口火」と題した同シリーズは、2010年から吉田さん、大谷さんが「朗読ユニット」として実験的に試みてきたライブパフォーマンス。過去5回、詩人の榎本櫻湖さん、芥川賞作家・滝口悠生さんをはじめ、劇作家、ミュージシャンなどジャンルを横断したゲストを毎回迎え、多くのテキストを用いた朗読と即興演奏などのパフォーマンスを行い、音と言葉、音楽と文学の交錯などをテーマにイベントを重ねてきた。

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 吉田さんは音楽・文筆・前衛家として1990年ごろより音楽活動を開始。ソロアルバムのほか、小説や論考なども発表し、著作に「サマースプリング」などがある。大谷さんは音楽活動のほかに批評なども手掛け、「貧しい音楽」など多数の著作を発表している。

 今回ゲストには、1960(昭和35)年代から膨大な詩作を記すとともに、朗読パフォーマンスも行ってきた詩人、吉増剛造さんが出演する。広報を担当する前澤秀登さんは「吉増さんは近年、回顧展なども開かれ、戦後の前衛詩を代表する詩人としてだけでなく、ドローイングや映像、写真なども製作し、若手のアーティストにも大きな影響を与えている」と話す。

 「大谷さんはちょうど10年前、批評家として吉増さん、吉田さんが出演するライブパフォーマンスを目にして大きな刺激を受けた1人。今回は約1年間続けてきたイベントに一区切りつける、総決算ともいえるような舞台で、時を経て舞台で共演する3人のパフォーマンスも大きな見どころになるのでは」とも。

 ほかに映像作家「rokapenis」さん、「ucnv」さんも出演し、「文字が読めない、書けない」という症例「ディスレクシア」を描いたオリジナル舞台作品「デジタル・ディスレクシア」などをベースにパフォーマンスを行う予定。両日ゲストを招いてのアフタートークも。

 「会場も、演劇やダンスなど非常に実験的なことが企画されている場所。比較的年配の方から、先端的なカルチャーに興味がある若い方までこれまでも幅広い方に足を運んでいただいている。音楽、パフォーミングアート、演劇、文学などに興味がある人に見てもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は3日=19時~、4日=14時~。入場料は前売り=3,000円、当日=3,500円。

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