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吉祥寺に「いぶきうどん」関東初出店 伊吹島産いりこだし使う

中央線高架下の「いぶきうどん」店頭。入口と出口が別々に分かれている

中央線高架下の「いぶきうどん」店頭。入口と出口が別々に分かれている

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 吉祥寺通りの中央線高架下に7月28日、伊吹島産のいりこだし使った讃岐うどん店「いぶきうどん」(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-21-5588)がオープンする。

カウンターで提供される無料の「揚げいりこ」

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 同店は「丸亀製麺」などの飲食業態を展開するトリドールホールディングス(品川区)が経営し、大阪の天神橋と十三で営業しているが、大阪以外への出店は吉祥寺が初となる。

 同所への出店について、立ち上げに関わったマネジャーの山内昌哉さんは「駅の近くに安くて早い立ち食いうどん屋はあるが、店内で調理した手作り出来立てのおいしさと素材にこだわったうどん屋はない。『伊吹いりこ』のだしにこだわった讃岐うどんを安価に素早く提供すれば東京のお客さまに新たな価値を提案できると思った」と話す。

 いりこはカタクチイワシの煮干しのことで、同店がだしに使う「伊吹いりこ」は香川県伊吹島で水揚げされてから約30分で加工される。島に加工場があるためで、「スピードが速いことが鮮度の良さになっている。讃岐うどんのコクとま味には欠かせない」という。

 店へは入り口専用口から入る。店内に設置された券売機で食券を購入して注文。食べ終わったら出口専用口から出る流れとなる。店内は57.19平方メートルで、カウンターが2列で立ち席が22席。テーブルは2卓4席を用意する。

 うどんは「かけ」と「ぶっかけ」は温かいものと冷たいものを用意する。メニューは伊吹島産いりこだしをじかに味わえるかけうどん、ぶっかけうどん、おろし醤油(しょうゆ)うどん(以上300円)。同店「お薦め」はとり天かけ、とり天ちくわ天ぶっかけ(以上520円)、天ぷら5品のいぶきスペシャル(700円)、舞茸(まいたけ)天おろし(490円)、肉かけ(580円)。いりこだしの利いた丼は親子丼(390円)。カツ丼(490円)。他にかしわ飯(250円)、いなり(1個130円)も用意する。

 毎日仕入れてだしに使ういりこを素揚げしたものは「揚げいりこ」として無料で提供する。

 営業時間は11時~22時。8月6日までは、うどん全品を50円引きで提供する。

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