吉祥寺の「アートスペース吉祥寺」(三鷹市下連雀1)で6月10日・11日、「珈琲画ワークショップ 気軽に楽しめる珈琲画アートの世界」が開催される。
水に溶かしたコーヒーを使って絵を描くコーヒー画。同ワークショップではインスタントコーヒーを使い、画法やデッサン、着色の方法などを教えてもらいながらライオンの絵を描く。
講師の鈴木掌(つかさ)さんは絵画や空間デザインなど幅広い分野で活動するアーティスト。青年海外協力隊で訪れたルワンダでの活動中に絵の具が無くなり、ルワンダコーヒーを使って絵を描いたのがきっかけでコーヒー画を始めた。
ワークショップは5月に続き2回目。同スペースオーナーの刈谷さんは「前回は趣味で絵を描いている人や全く絵画の経験がない人など、さまざまな方が参加した。反響が大きく、2回目の開催を要望する声が多かった」と話す。
「描きながら生まれる『にじみ』や『濃淡』などのコントロールできない部分が、失敗ではなく美しい味になるのもコーヒー画の魅力」と刈谷さん。「アクリル絵の具などとは異なる画法なので、デザイナーなど絵に関わる仕事をしている方にとってもスキルアップや新しい発見につながれば」とも。
開催時間は両日とも10時~12時、13時30分~15時30分、16時30分~18時30分。参加費は3,500円(材料費込み)。定員は各回10人まで。事前予約が必要。