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吉祥寺パルコで「公園商店」 地元ゆかりのクリエーターや店が一堂に

フードスタイリスト薫さんが提供する「てっちゃんのすいかスムージー」(イメージ)

フードスタイリスト薫さんが提供する「てっちゃんのすいかスムージー」(イメージ)

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 吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1)地下2階の「パルコブックセンター」(TEL 0422-21-8122)で5月25日、吉祥寺に関わりのあるクリエーターやショップ20組以上を集めたポップアップショップ「公園商店」が始まった。

平山昌尚さんがリクエストに応じてフリスビーに絵を描くワークショップも

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 広報の深見さんは「吉祥寺は街自体に魅力があり、住んでいる人も吉祥寺が好き。商業施設である当館も街の中でより愛される存在になれるような企画ができればと考えた」と話す。「個人で活動する地元の作家や店と一緒にイベントを行うことで、当館に来て街を再発見してもらえたら」とも。

 市内に店を構える手作り時計店「atelier coin(アトリエ コワン)」や「コマグラカフェ」「にじ画廊」のほか、建築家とデザイナー、イラストレーターで構成する「場所♯4出版部」、「SUEKKO LIONS」「TONOFON SHOP」などが出店し、アクセサリーや雑貨、Tシャツ、バッグ、本、焼き菓子などを並べる。

 同イベントを企画した作本さんは「ちょうど井の頭公園も100周年を迎えたところ。みんなが集える公園のような場所と、吉祥寺に点在する商店街が一つになったような空間が作れたらと、地元にゆかりのある人に声を掛けた」と話す。

 26日~28日は1階のエントランスでフードの販売も予定する。フードスタイリストとして活動する薫さんは「初夏に合う爽やかでまろやかな『すいかスムージー』を出す予定。もし店を持つならぜひメニューにしてほしいと要望があり試行錯誤して完成させて以来、毎年必ず作る人気のメニュー」と話す。ほかにカフェ「ふたつの木」やカフェバー「World kitchen BAOBAB」が吉祥寺をテーマに日替わりで料理を提供。

 アーティストの平山昌尚さんは、リクエストに応じてフリスビーに絵を描くほか、参加アーティスト6人から成る「似顔レンジャー」が描く「6人多角的似顔絵」などのワークショップも行う。

 「初日は『アニマルパーティー』と題し、動物に扮(ふん)したパフォーマーたちが、ケルト音楽と料理で来場者をもてなす予定。吉祥寺らしい空間の中で買い物を楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時。6月3日まで。エントランスのスペシャルイベントは26日~28日でフード販売=10時~21時(無くなり次第終了)、ワークショップ=各イベントに準じる。

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