暮らす・働く

コピス吉祥寺、リニューアルに合わせフリー紙発行 紙面に「吉祥人」

「吉祥人」の撮影風景。地元在住の写真家、村田圭さんが2日間にわたり撮影した

「吉祥人」の撮影風景。地元在住の写真家、村田圭さんが2日間にわたり撮影した

  • 0

  •  

 コピス吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-2100)が3月30日の全館リニューアルオープンに合わせ、フリーペーパーを発行した。紙面には吉祥寺にゆかりのある人々が「吉祥人」として登場。地元在住の写真家が撮影を手掛けた。サイズはタブロイド判で8ページ。

タブロイドの表紙をめくると見開きに並ぶ「吉祥人」。「GREENING」にまつわるコメントと共に

[広告]

 表紙にはリニューアルのテーマ「GREENINGしよう。」の文字。「GREENING」は「生命力と新鮮さを回復させて、自然な状態の自分にもどすこと」を意味するという。制作チームのスタッフは「吉祥寺の生き方はスピードや効率より急がない生活。流行より自分が好きなものを大切にすることではないかと考え、自分を自然な状態に保つ生き方『GREENING』というテーマを提案した。吉祥寺にしかない商業施設として、この街の暮らしがもっと豊かになればとの思いから、一人一人の手元に届くようなタブロイドを制作した」と話す。

 「吉祥人」は吉祥寺に代々住んでいる人、吉祥寺の店で働く人など、さまざまな年齢、職業の30組に声を掛け撮影したという。うち18組が表紙をめくった見開き一面に並ぶ。撮影を担当した村田圭さんは「吉祥寺にあったテクノ系のセレクトショップ『shop33』(現在はオンラインショップ『next33』)からブログの撮影で声を掛けてもらったのをきっかけに、地元でアーティストなど本格的に人を撮影するようになった。上京して20年住み続ける愛着のある街で『吉祥人』を撮影したことで、より一層ホームタウンになったようにも感じられた」と話す。

 「写真と共に掲載した『吉祥人』のインタビューも見どころ」とスタッフ。「皆さんすでに『GREENINGな生き方』をしていて、質問するつもりが逆に教わることばかりだった」とも。

 15万部制作のうち14.5万部はすでに新聞折り込みで配布済みで、残り5000部は30日から館内で配布。B館1階の北側と南側、5階連絡通路に、紙面に登場していない「吉祥人」も含めた写真とインタビューのコメントを掲出する。

 営業時間は10時~21時。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース