井の頭恩賜公園(武蔵野市御殿山1)内の野外ステージとその周辺で10月29日と30日、「ふるさと田園フェスティバルin 吉祥寺 2016」が開催される。
無農薬や有機、自然栽培のとれたて野菜や非遺伝子組み換え、危険な放射性物質を含まない食品の販売をはじめ、野外ステージでは、生産者を応援する同イベントに賛同するプロのミュージシャンによる音楽ライブやダンスのパフォーマンスなども披露する。
NPO法人「ふるさとイベント協議会」が主催し、「100年元気は食のこだわりから」がコンセプト。「都心の消費者にこだわりの農産物の魅力と生産者をもっと知ってもらい、食と農業の大切さを広めたい」と理事の伊藤さん。
当日は、やさい村(三鷹市)、谷島農園(茨城県桜川市)、田崎農園(茨城県筑西市)、農業女子 トピナンブール(神奈川県大和市)、医農野菜の会(千葉県君津市)、大分県・白杵市などが旬の野菜や食品を販売。また、完熟梅のジャムやジュレ、梅酒などを手掛ける佐賀県武雄市のたのしい農家・お百笑さん(佐賀県武雄市)やJAS有機認証を受けたオーガニックな生豆を中心に自家焙煎(ばいせん)したコーヒーを扱うトドロキ珈琲店などによる加工品も。
ステージプログラムは、29日=極真会館 東京城西支部、田口理恵、ヨーキーズ、Lapin Hat Music、Lele de bea、Ishtar、KaRaLi、Hiroco&Ragazziほか。30日=スマイル次郎、I’m Home、Dolce Luce、27<HATANANA>、虹の縄文バンド・アースウェーブほか。演奏と演舞の間に出店者によるトークがあり、トーク後はその出店者の店でタイムセールを行う。
「こだわりの農産物を生産している生産者と直接話す機会を通じて、農薬や化学肥料を使って生産した農作物との違いや生産の苦労を伝えたい。吉祥寺から消費者と生産者の顔が見える関係を全国につなげていけたら」とも。
開催時間は10時~16時。小雨決行、荒天中止。入場無料。