「第44回 吉祥寺秋まつり」が9月10日・11日、開催される。吉祥寺の氏神様として知られる武蔵野八幡宮(武蔵野市吉祥寺東町1)の例大祭に合わせて行われ、宮みこしをはじめ各町会による11基のみこしが地元の担ぎ手とともに吉祥寺の街を勇壮に練り歩く。
10日11時からの宮出しでは、武蔵野八幡宮をスタート地点とし、神馬(しんめ)に騎乗する神職を先頭に、宮みこしがサンロードなど各商店街を渡御(とぎょ)する。宮みこしに続いて、木やり、手古舞(てこまい)、武蔵野市の無形文化財・むさしのばやしが渡御に花を添える。
両日行われる「町会みこし渡御」では、ダイヤ街みこし、サンロードみこし、祥南みこし、平和通りみこし、大正祭礼みこし、稲荷町みこし、井の頭通りみこし、吉南祭礼みこし、五日市通り親交会みこし、中道通りみこし、宮みこしである武蔵野八幡宮みこしの11基が参加。「由緒ある各町会自慢のみこしやはんてん、それぞれ個性あふれる掛け声と担ぎ方も見どころの一つ。商店街のアーケード内では音がよく反響するので迫力もひとしお」と話す同まつり・広報担当の櫻井さん。
両日15時ごろから駅前平和通りで、10日は6基、11日は11基のみこしが集合する「神輿(みこし)連合渡御」が行われる。全てのみこしが駅前平和通りに集合し、ステージ上で一基ずつパフォーマンスを披露する。「みこしが踊るような熱気に満ちたパフォーマンスは迫力満点。みこしがすれ違うと、互いに競って威勢よくみこしを上げたりするなど粋でかっこいい祭りの雰囲気が楽しめる」とも。各商店会には縁日のほか、当日先着順で参加できる子ども山車やみこしもある。
みこし渡御のコースや子ども山車の参加方法などはホームページで確認できる。