吉祥寺周辺で1月1日から、「武蔵野吉祥七福神めぐり」が開催されている。武蔵野商工会議所が主催する同イベントは今年で10回目。毎年約10万人が参加するという。
期間中は吉祥寺駅北口をスタート地点とする特別バス(1日乗り降り自由)を30分間隔で運行。弁財天を祭る井の頭弁財天(大盛寺)、恵比寿神を祭る杵築大社、毘沙門天(びしゃもんてん)、寿老人を祭る延命寺、福禄寿(ふくろくじゅ)を祭る大法禅寺(大法寺)、大國様を祭る武蔵野八幡宮、布袋尊を祭る安養寺の順に巡る。延命寺では甘酒のサービスも用意する。
「お正月に他の地域の七福神巡りに出掛けている地元の人がいた。この地域でも古くからある6寺社と7御神体を巡るイベントを始めたらどうか」と10年前に始まった同イベント。今回は10周年を記念し、吉祥寺駅前本部や各寺社にあるアンケートに答えると抽選で10人に7万円が当たるほか、近くの郵便局で七福神にちなんだ切手シートを販売する。
「吉祥寺駅北口前や各寺社で販売する色紙セット(御朱印代、特別バス代込)を持って寺社を巡り、御朱印を集めるのもご利益があって楽しめるのでおすすめ」と武蔵野商工会議所の中尾さん。
「特別バスでお年寄りの方からファミリーまで、どんな方でも広い範囲を巡ることができる。七福神巡りと同時に市内をバスや徒歩で観光し、自然や文化に触れたり商店街を歩いたりして楽しんでいただけたら」とも。
参拝時間は9時30分~16時30分。特別バスの運行時間は10時~13時。今月10日まで。