吉祥寺パルコ(武蔵野市本町1、TEL 0422-21-8111)は3月1日から16日にかけて、ファッションショップを順次新規・リニューアルオープンする。改装規模は326.08平方メートル。ニューオープンはレディス=2店、メンズ=1店の計3店舗。
RNA(大阪市)が展開する「RNA Media::(アールエヌエーメディア ダブルコロン)」は4階に登場。ジーンズをベースにトレンドを取り入れたアイテムを豊富に発信することで20代女性から支持を得ている「RNA MEDIA」と、スエット素材を中心としたカジュアルライン「RNA SWEAT」のコラボレーションショップで全国3店舗目。価格帯はデニムパンツが15,000~16,000円、スエットが10,000円前後、Tシャツが4,000~5,000円。
アドバンステージ(港区)が展開する「b・r・u・s・h」は、キャリア女性をメーンターゲットとしたエレガントなラインアップ。価格帯は、ジャケットが20,000円、ワンピースが10,000円。
レディスでは、「MINIMUM(ミニマム)」が衣服のほかに雑貨などの取り扱いも開始、「ワンアフターアナザー ナイスクラップ」が3階から4階に移動してそれぞれリニューアルオープンする。
5階のメンズフロアには、ジョイックスコーポレーション(大阪市)が展開するイギリスのメンズブランド「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」が新規オープン。日本ではセレクトショップでのみの取り扱いだったが、今年に入り関西を中心にオンリーショップを展開しており、吉祥寺店は都内初出店となる。デニムパンツやアーミージャケットなどのカジュアルなものからスーツスタイルまで幅広く提案する。価格帯はTシャツが5,000円前後、スーツがセットアップで58,000~78,000円。20代後半の男性がターゲットだという。
吉祥寺パルコでは30周年を迎える2010年に向け、ファッションリーディングビルとしてブランド強化を図るため、より感度の高いショップの導入を継続的に展開している。今回のリニューアルは、1、3、4階のレディスフロアのファッションショップの精度を上げ、OL層の取り込みを強化するのが狙い。昨年秋のリニューアル時には時計や靴などの専門店を取り入れアイテムのバラエティー感を広げたが、今回はファッションブランドに特化したリニューアルとなった。広報の掛谷さんは「レディスは旬で人気のブランドを、メンズは情報性の高い最新ブランドを導入した」と話している。