8月26日から、キチジョウジギャラリー(三鷹市井の頭3)にて、WILLMAKERS「僕らの世界展」が開催される。キチジョウジギャラリーは、2012年3月に井の頭公園に隣接するアパートの1階を改装して誕生したギャラリー。吉祥寺駅から徒歩9分、井の頭公園駅から徒歩1分と、立ち寄りやすい。
WILLMAKERS 意思をもって創る人
「BUMP OF CHICKENが好き」という共通点で集まった16人。住んでいる場所、年齢、職業すべて違う。イラスト、写真、書画、切り絵、アクセサリー、お菓子細工などさまざまなジャンルの作品が展示される今回の「僕らの世界展」。16人それぞれの個性的な世界が展開される。
「一番大切にしていることは、自分が楽しむこと。撮っている自分も、見ている誰かも楽しめる写真。それで、見てくれた人を元気にできたらもっとうれしい」と語るWILLMAKERS代表のAyaneさん。Ayaneさんは、美容師をしている傍ら、写真を撮り続けている。鮮やかな色彩とともに、日常の一角を切り抜く彼女の作品。「君と見る世界」。「大切な人、その人と一緒に見る世界だからこそ意味がある。そこに注目した」とAyaneさん。
切り絵作家、Hiroki Saitoさんの注目の作品は「向」。「今、自分自身が切れる一番細い線を切った作品。人間が作り上げた繊細な人工建造物とその向こうに見える宇宙が作り上げた光り輝く星のコラボレーションを、切り絵という技法で表現した」と語るHiroki Saitoさんは、デザインフェスタなどのイベントにも積極的に出展しているそうだ。
今展覧会で、野良猫だけを被写体にしたTAKIさんは「飾らない媚びないありのままな猫。かわいい猫よりもクールな猫が多く、飼猫とは違い表情に野性味がある」と注目のポイントを語る。
「どこまでも自由な16人がどこまでも自由に自分の世界を彩っていく。それがWILLMAKERSです。一緒に頑張ってくれたメンバーをはじめ、支えてくれた方たちへの感謝の気持ちを忘れず、最高に素敵な展覧会にしています。個性豊かな作品が詰まっていますのでぜひ、それぞれの世界に浸ってください」とWILLMAKERS一同。
期間は31日まで。営業時間は12時~19時(最終日は17時)。