井の頭自然文化園(三鷹市井の頭4)で7月18日から、怪談をテーマにしたスタンプラリー『動物園怪談画劇―井の頭百物語・参』が開催される。
昨年も開催された同スタンプラリーは、井の頭自然文化園にまつわるさまざまな創作怪談を読みながら園内を回り、動物や施設の特徴を知ることができる企画。
創作怪談の第24話「呪いの彫像」は、「彫刻館の“烏(カラス)の母親”という彫像は、夜になると烏の被り物を脱いで園内を歩き回り、出会った者は石にされてしまう」というストーリー。
また、同園では8月30日の17時から、同スタンプラリーのブックイラストを手がけた日本物怪観光主宰・天野行雄さんによる『もののけワークショップと夜の動物探検隊』を開催。同園で飼育している動物と、日本の妖怪との関係について考える内容となっている。小学4年生以上を対象に、定員は30名(小学生は保護者同伴)。
『もののけワークショップ』では、動物の写真や絵をもとに自分の発想で妖怪を作る工作に挑戦、『夜の動物園ツアー』では、閉園後の暗くなった園内を回り、怪談スタンプラリーの舞台となった箇所をめぐり探検できる。夜行性の動物たちの行動観察も。
「普段と違った動物園を感じてみませんか?」と、同イベントホームページで来場を呼びかけている。
スタンプラリーの開催は8月30日まで/各日9時半~。ワークショップの参加応募についての詳細は、http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=ino&link_num=23002 まで。