杉並区立和泉小学校(東京都杉並区和泉2、TEL 03-3322-4254)の校庭で3月16日、日本初となる公立小学校でのプロジェクションマッピングイベントが開催される。
同イベントは、杉並区初の小中一貫校「和泉学園」が平成27に新設されるに伴い、校舎が全て取り壊しとなるため、母校がなくなる子供たちのために学校や地域の人々、子供たちが一体となって企画されたもの。プロジェクションマッピングは、CGを駆使し建物などに映像を映し出す技術で、同イベントでは有志の子供たちが企画した内容を映像に映す。2012年に東京駅3Dプロジェクションマッピングショー「TOKYO HIKARI VISION」演出し、現在自身の子供が和泉小に通うクリエイターの村松亮太郎(むらまつ りょうたろう)さんが代表である株式会社ネイキッドのスタッフが映像技術を担当している。
「プロジェクションマッピングをするために必須なプロジェクターやスピーカーの手配、様々な交渉、当日のイベント運営もすべて父親たちの手によるものです」と、語るのは担当者。「和泉小のOBで、父親が積極的に自分の子も他人の子も地域の子として育てるための会『和泉親児(イズミオヤジ)の会』の谷口さんと、村松さんが運命的に出会った事で同イベントが実現しました」とも。
開催時刻は18時~(約10分を2回)。参加費は無料。参加対象者は児童、保護者、学校関係者のほか地域住民が参加可能。