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荻窪でTHE NORTH FACE CUP 2014 最終予選-本戦への出場選手が出揃う

写真=大会ポスター

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 荻窪のボルダリングジムB-PUMP (東京都杉並区上荻1 TEL: 03-6750-9155)にて、1月25日に「THE NORTH FACE CUP 2014」が開催された。本大会は国内最大規模のボルダリング大会で、9月28日の埼玉予選から約4ヶ月に渡り全国9箇所で予選が行われた。今回の荻窪大会は予選最終回。

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 ボルダリングとはフリークライミングの一種で、手と足のみで岩や壁を登るスポーツ。本大会はプロからビギナーまで参加でき、U-8(小学2年以下)、U-10(小学3・4年)、U-12(小学5・6年)Women‘s Division 1(2級以上の女性)、Women’s Division 2(3級以下の女性)、Women‘s Division 3(5級以下の女性)Division 1(2段以上の男性)、Division 2(初段以下の男性)、Division 3(2級以下の男性)、Division 4(4級以下の男性)Division FUN(大会を初めて経験するキッズカテゴリー以外のビギナーレベルの男性・女性)の計11カテゴリーに分類される。競技はセッション形式で、制限時間内に与えられた10課題にチャレンジし、その成績によって順位が決定。全国各地の予選大会で勝ち抜いた上位の選手は、本戦の参加を獲得できる。本戦では国内だけでなく、海外選手も出場。最もレベルの高いクラスの優勝者は海外大会の代表権も得ることができる。

 大会主催者でプロ・フリークライマーの平山ユージさんは、「ボルダリングは子どもから高齢者まで誰でもできるスポーツ。今回の大会ではみんな非常に熱く戦ってくれた。予選を通過された方は本戦でも力を発揮してほしいし、本戦では全国から力のある人が集まってくるので、それ以外の方も是非応援しに来て欲しい」と述べた。

 U-10の部で優勝した安川 潤くん(10)は、「トレーニングが好きで、その一貫でボルダリングをはじめた。やっている内におもしろくなって、今では週5位で練習している。今日はパーフェクトのつもりで来たので、今日の結果は満足している。でも、少し手強かった課題もあったので、冷静に落ち着いてやっていきたい。本戦は難しい課題があっても、気持ちを下げないで最後まで頑張りたい。」と本選への意気込みを語った。

 U-12の部で優勝した鶴 隼人くん(11)は「ボルダリングを始めたのは小学2年の夏。近くにボルダリングジムができて、おもしろそうだと思い、遊び半分で行ってみた。高いところは好きだから怖くないし、登れた時の達成感が楽しい。将来はフリークライマーの安間 佐千さんや平山 ユージさん、杉田 雅俊さんのようになりたい」と話してくれた。

 また、DIVISION2の部で本戦に出場する村上 史(むらかみ おさむ)さんは、「今日はほどよい緊張の中で楽しむことができた。ボルダリングを始めて5年位になるが、きっかけはテレビのバラエティ番組。そこでフリークライマーの小山田 大さんがやっているのをみて、興味を持った。課題をクリアした時の達成感や特有のテクニックなどもおもしろいし、腕力だけでは絶対登れない所は、うまく表現できないが、『人間の本能』みたいなものを感じる。本戦は2週間後なので、しっかり体調管理をして、持てる力を完全に出し切りたい。あとはとにかく楽しみたい」と語った。

 「大会が開催されたB-PUMP荻窪店は日本のボルダリングジムの老舗として多くのクライマーに認知していただいている。その上、荻窪駅のある中央線は東京を西から東までつないでいるので、他の店舗よりも多くのクライマーがアクセスしやすいと考え、荻窪店での開催に至った」と担当者。

 「現在多くのボルダリングジムができ、ボルダリングに触れる機会が多くなっている。そういった中で、よりボルダリングを楽しむ1つの方法として、『THE NORTH FACE CUP』という大会を開催している。今回の大会を通じてより多くの方にボルダリングを楽しんでいただければ」とも。

ファイナルラウンドは2月8日(土)に本戦予選、2月9日に準決勝・決勝が埼玉で行われる。

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