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吉祥寺のカフェで手紡ぎの服「スワラジ」新作展-「発酵する服」テーマに

手紡ぎの服と雑貨の店「スワラジ」(イメージ)

手紡ぎの服と雑貨の店「スワラジ」(イメージ)

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 吉祥寺の「カフェアマル」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-23-8877)で9月24日より、手紡ぎの服と雑貨の店「スワラジ」の新作展「スワラジの発酵する衣服展」が開催される。

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 「スワラジ」は、埼玉県小川町に工房を持つ上田貴之さんのオリジナルブランド。土に根ざした暮らしを大切に、手紡ぎの衣服やアクセサリーを手掛ける。

 新作展のテーマは「発酵する衣服」。今年8月にラオスやタイのリュウキュウ藍で染めた、ゆったりとしたワンピースやコクタン染めのリスパンツなどがそろう。

 草木の実を発酵させて染めるのは、大鍋で染料を煮出すほかの草木染とは違い、火を全く使わないという。「大きなかめに糸や生地を浸し染料をよく染み込ませてから絞り、広げては風にさらし、太陽の下で乾かす。この工程を何度も繰り返すことで深みのある美しい色と芳醇(ほうじゅん)な香りを得られる」と上田さんは話す。「じかに手に取って鼻先を近づけて、クンクンとどこか懐かしいような香りを感じてほしい」とも。

 同店店長の今村さんは「遠い国の遊牧民の暮らしを感じられる手作業で作られた優しい素材や柔らかい色の衣服や小物ばかり。着心地もよく、洗うたびに自然と身体になじんでいく。(スワラジの)タカさんのお話もとても面白いので、直接お会いできるこの機会にぜひ遊びにきてほしい」と話す。

 営業時間は11時30分~23時30分(土曜・日曜・祝日は12時~)。上田さんの来店時間は事前に確認を。今月30日まで。

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