吉祥寺・大正通りの「gallery feve(ギャラリーフェブ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-23-2592)で7月21日より、フィンランドのビンテージ・テキスタイルの展示販売「FINNISH TEXTILE COLLECTION」が開催される。
左上「PMK Finland」社製、ほか3点は「Marimekko」社製(関連画像)
「食回り」のスタイリングを中心に、出版や広告で活躍する人気スタイリストの高橋みどりさん。同展では、テーブルクロスやカーテンとして使われていた、フィンランドのビンテージ・テキスタイルを高橋さんがスタイリングする。会場のみならず、地下のパン店、1階のセレクトショップでも展示を行う。
「フィンランドでは長い冬を楽しく暮らす知恵の一つに、伸びやかに描かれた図案や、鮮やかな色彩をデザインしたテキスタイルが多い」と解説するのは同ギャラリーの引田かおりさん。一番古いものでは1960年代のビンテージも。フィンランドを代表するブランド「Marimekko(マリメッコ)」や、テキスタイルデザイナー「Vuokko(ヴォッコ)」「Tampella(タンペラ)」が手掛けたテキスタイルをそろえ、130×130~180センチのサイズのものを中心に約100点が並ぶ。
会期中の夕方、自然派ワインの「ビオ・ワイン」と同ギャラリー地下の自然派素材のパン店「ダンディゾン」特製のパンを、ワンコイン(500円)で提供するバールも開く。「今回のビンテージ・テキスタイルをご用意していただいた青山の『biotope』さんのオーナーがビオ・ワインも扱っていて、夕方から気まぐれでオープンする予定」と引田さん。
「これだけたくさんのビンテージ・テキスタイルは、フィンランドへ行っても見つける事はできないと思う。『大切に使われてきた時間』の空気も含んだ風合いは、新しい物にはない良さ。スタイリングの名人、布を愛するみどりさんが、今の暮らしの中によみがえるビンテージを見せてくれる。ぜひインテリアに取り入れてみてほしい」とも。
営業時間は12時~19時。水曜定休。