吉祥寺パルコ（武蔵野市吉祥寺本町1）地下2階の「リブロ吉祥寺店」（TEL 0422-21-8122）で5月28日、フォトグラファー・蜷川実花さんが初めてデジタルカメラで撮影した写真集「ニナデジ」（日販アイ・ピー・エス）の発売を記念したサイン会が開催される。

　蜷川実花さんは東京出身、演出家・蜷川幸雄を父に持つフォトグラファー。「写真ひとつぼ展」グランプリ、「キヤノン写真新世紀」優秀賞、「コニカ写真奨励賞」受賞、「木村伊兵衛写真賞」受賞、「VOCA展大原美術館賞」受賞など受賞歴は多数。個展・グループ展での作品発表も精力的に展開し、国内外のファッション、広告、映像ジャンルで幅広く活躍する。

　2007年には映画「さくらん」を監督。2008年に「東京オペラシティアートギャラリー」で開催された展覧会では入場者記録を大きく更新。翌年には全国の美術館を巡回し、計約18万人を動員した。2010年のAKB48のシングル「ヘビーローテーション」ではジャケットのプロデュースとPV監督も務めている。

　同写真集は、自身初となるデジタルカメラで撮影したフォトブック。「ニナデジ」の撮り方を教える指南書と「ニナデジポストカード」を同梱（どうこん）する。

　サイン会は13時から。同書購入先着100人に整理券を配布した（※5月24日に定員に達し整理券の配布は終了）。営業時間は10時～21時。