JR吉祥寺駅の改良工事の一環で4月24日、中央改札口が2階に移動し、改札に向かう階段と通路が新設された。
これは2009年より行っている駅の利便性改善と高架橋耐震化の改修工事の一環。工事により、北口と南口を結ぶ自由通路を現状の約2倍に拡幅、直線化するため整備し、乗り換えの利便性向上やバリアフリー化、混雑の緩和を図る。
すでに駅ビル「吉祥寺ロンロン」のリニューアルや、京王線の鉄骨橋梁の耐震工事、バリアフリーとしてホームへのエレベーター設置などは行われており、工事完了後は北口と「京王井の頭線吉祥寺駅」の改札を結ぶ動線の不便さなども解消される。
この新しい中央改札口は暫定的なものとなり、2年後の工事完了とともに撤去される予定。2階部分に新たに改札を新設し以前の場所に中央改札口が復活する。JRによると京王井の頭線との連絡は現状のままで、乗り換え用の連絡改札がつながる予定はないという。