三鷹駅の駅ナカ商業施設「Dila（ディラ）三鷹」北口改札外に4月11日、「フレッシュテーブルカフェ ディラ三鷹店」（TEL 0422-53-7822）がオープンした。

フレッシュテーブルプレート（ドリンク・パンビュッフェ付き、880円）（関連画像）

　代官山や渋谷でさまざまなカフェの事業開発に実績のある生活スタイル研究所（渋谷区）にジェイアール東日本フードサービス（北区）がプロデュースを依頼し共同で開発した同店。「駅」という日常生活の動線に位置する立地を生かし、店内で焼いたパンのビュッフェや地域と連携した地元野菜の活用などで、「一日を通じ利用者をサポートするカフェ」を目指すという。

　「北口へのカフェ出店の依頼があり開発した業態。閑静な住宅地が近くにあり、比較的時間にゆとりのあるご年配や、近隣のオフィスで働く方、駅へバスを使って通学する学生など、さまざまな世代の方にストレスなく使っていただけるカフェになれば」とジェイアール東日本フードサービス販促・宣伝部の森さん。

　店舗面積は45坪。テーブル46席、カウンター8席、ベンチシート8席を用意。駅ビル自体が環境に配慮して壁面緑化されていることもあり、店内はウッド、グリーン、石、レンガといった自然の素材と色使いでデザインした。

　目玉メニューは、店内で焼かれた約12種類のパンを1皿に盛り放題にできる「パンビュッフェ」（ドリンク付き380円、17時まで）。ランチタイムのメニューには多種の野菜料理をプレートに盛り付けた週替わりの「フレッシュテーブルプレート」（ドリンク・パンビュッフェ付き、880円）や、サラダランチ、ハンバーグ、グラタン、パスタなど、7種類のランチセットが選べ、夜は生ビールをはじめ、ワインやカクテル、おつまみに自家製ピクルス（290円）、地野菜のバーニャカウダ（420円）などもそろえる。

　「カフェは近隣の方に何度も使っていただく必要があるため、『地域との連携』をテーマを掲げている。店内の掲示スペースは地域の情報発信の場として無料で開放しているので利用してほしい」と森さん。「野菜類は極力地元産を使用し、今後は定期的に地元の生産者の協力の下、店頭で『野菜の直売』などの朝市も企画している。地域とのつながりが持てるカフェとして溶け込んでいければ」とも。

　営業時間は、月曜～金曜＝7時～22時30分、土曜・日曜・祝日＝8時～22時。