武蔵野市がツイッターアカウント開設-計画停電の情報を発信

フォロワーは既に2,000を越えている武蔵野市のツイッター

フォロワーは既に2,000を越えている武蔵野市のツイッター

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 武蔵野市は3月16日、ツイッターで武蔵野地区の「計画停電」情報を伝えるサービスを開始した。アカウントは@musashino_hope。これは東日本大震災に伴う電力不足に東京電力が行う武蔵野地区・計画停電の実施情報をタイムリーに伝えるため。

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 吉祥寺駅周辺の武蔵野地区は東京電力が発表した計画停電の実施エリアに該当。発表されたこの時間割に沿って商業施設や商店は臨時休業したり、開店・閉店の時間を設定したりして営業を行ってきた。通勤・通学の電車利用客は駅周辺にあふれ、量販店・スーパーでは停電に備え乾電池や懐中電灯、ラジオ、インスタント食品などを買い求める客で騒然と。しかし度重なる停電の中止やエリアの変更などで、さらなる混乱を招いている。

 武蔵野市では東日本大震災発生後に緊急対応として「防災安全センターWEB」を開設。防災にまつわる注意点や緊急時の対応を喚起。東京電力から発信される計画停電の情報も併せて掲載した。「防災にまつわる情報を集中管理したが、アクセスが集中して開かないという苦情が大変多く、東京電力から届く『計画停電の情報』だけを保管するという機能を持たせたツイッターを開設した」と武蔵野市企画政策室企画調整課の郡山課長。

 本来は東京電力が市民に正確な情報を伝達するべきところを、あまりに混乱しているため市としても責任があると判断し対応することになったという。「ホームページでは1時間おきに情報を更新しているが、東京電力との情報連絡は分刻みで変わることもある。エリア分け・グループ分け自体が変わったり、開始時間も刻々と変更になったりする。開始時間になっても停電を実施するのか分からないこともあった」

 初日ながらフォロワーは既に2,000を越えている。「このサービスはあくまで限定的で、できる範囲で実施する予定。今後の情報の安定具合や、防災安全センターのホームページのアクセス状況によって対応していくつもり」とも。

 同様のサービスは吉祥寺エリアの三鷹市でも行われている。アカウントは@mitaka_tokyo。

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